中国の地方の2018年中間経済報告が相次いで発表され、「新小売」の消費・経済発展への貢献も各界で広く認識・重視されようとしている。経済参考報がこのほど北京、上海、杭州、武漢、成都などから得た情報によると、新小売は上半期に急成長し、オンライン・オフラインの資源と長所を融合することで新たな発展の原動力を集め、消費の目覚ましい成長を促している。
業界内では、消費アップグレードが新小売の台頭を促したとされている。市場では、今後数年に渡り新小売は年平均100%以上の高度成長を維持し、2022年の市場規模は1兆8000億元に達し、消費の持続的な成長の重要な推進力になると分析・予測されている。
「新小売」という概念は、アリババ・グループの馬雲会長が、2016年の阿里雲栖大会で初めて取り上げた。この新概念は現在、広く認識されている。