中国国際デジタル娯楽産業大会2018が2日、上海市で開かれた。中国音響・デジタル出版協会、上海漢威信恒展覧有限公司が主催する第16回チャイナジョイ2018の幕開けとなった。
本大会で発表された「2018年上半期の中国ゲーム産業報告書」によると、今年上半期の中国ゲーム市場売上は1050億元で、うちモバイルゲームは634億1000万元、ゲームクライアントは315億5000万元。中国が自主開発したオンラインゲームの国内市場売上は798億2000万元、海外市場は46億3000万ドル。
中国のデジタルコンテンツ産業は現在、文化創意産業の急成長を促す重要な力であり、文化消費において最も活力ある分野でもある。中国自主開発のオンラインゲーム産業の規模は昨年1400億元弱にのぼり、さらに著作権の拡張によりその他のデジタルコンテンツ産業をけん引した。中国のデジタルコンテンツ産業は現在、激しい国際競争環境の中で急成長中で、活気あふれる重要な市場になっている。上海は中国のオンラインゲーム産業が最も密集した、最も国際的な大都市の一つだ。国家新聞出版署の支持を受け、上海のオンラインゲーム産業は長年に渡り2桁台の成長を維持している。2017年の売上は約684億元で、全国の産業規模の34%弱を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月3日