緑領控股集団有限公司行政総裁兼執行董事長の謝南洋氏は、同社がカンボジア各地に加工工場を建てることで、キャッサバ産業の工業化を進める計画を明らかにした。「合同耕作計画」により、農民の増収、企業の収益、産業の持続可能な発展を実現し、全ての関係者にプラスとなることを目指す。プロジェクトはすでにクラチエ省から始まっており、2018年末に試験生産を行う予定だ。
キャッサバは、カンボジアの気候と土壌に適した重要な経済作物で、農民の主要な収入源の一つとなっている。これまでは加工設備が不足し、技術が後れていたため、生産高が低かった。今年2月に緑領集団とUNDPは協力覚書を結んだ。双方は共同で、先進栽培技術を使って栽培農家を指導し、栽培・生産量とキャッサバ農家の収益を増やすことでキャッサバ産業の持続可能な発展を支える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月28日