メタンハイドレートの産業化が加速、2030年頃に実現か

メタンハイドレートの産業化が加速、2030年頃に実現か。

タグ:メタンハイドレート 産業化 加速、

発信時間:2018-08-29 14:03:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 業界関係者によると、試験採掘の成功はメタンハイドレートの産業化に向け重要な一歩を踏み出した。メタンハイドレートはエネルギー密度が非常に高く、同等の条件であればその燃焼によって生まれるエネルギーは石炭・石油・天然ガスの10倍にのぼる。1立方メートルのメタンハイドレートの分解により、164立方メートルの天然ガスが生まれる。


 メタンハイドレートの採掘が非常に困難であることを知っておく必要がある。メタンハイドレートは低温・高圧保管が必要で、温度が上がるとメタンガスが溢れ出す恐れがある。あるいは固体が溶融し圧力が上がり制御不能になれば、海底の地すべりといった地質災害が起きる可能性がある。そのためアナリストは、中国のメタンハイドレートの試験掘削の成功は、中国がその掘削・開発の理論、技術、プロジェクト、設備の自主革新を実現し、歴史的な進展を成し遂げたことを意味すると考えている。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月29日




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