中国とアフリカの協力を推進する上で、企業は重要な役割を演じてきた。中国企業はアフリカ市場を開拓する一方で、アフリカが発展の内的動力を手にし持続可能な発展を実現するためいかに支援すべきかをめぐり、アフリカ市場で長年蓄積してきた各自の分野の発展経験を共有している。
国家電網の舒印彪董事長は「一国の経済・社会の発展、持続可能な発展、国民の福祉向上に対するインフラ整備の重要な力については疑いようもない。アフリカのエネルギー関連インフラは発展を加速する必要がある。電力は国民経済の先駆者であり、十分なエネルギー保証がなければ産業発展、国民の生活水準の向上がほぼ不可能だ。世界各国の発展が、みなこの道を歩んでいる。経済を発展させるためには、電力が先行しなければならない。現在のアフリカの1人平均電力使用量は世界平均の5分の1で、インフラ整備の最中だ。当社の経験によると、電力網インフラの整備を加速し、相互接続を実現する必要がある」と述べた。
中国鉄建股份有限公司の荘尚標総裁は「当社のプロジェクトはアフリカ全体に分布している。プロジェクトの経験によると、建設・運営一体化を積極的に推進しなければならない。特に鉄道の建設後、その持続可能な長期的な運行を保証することが、中国とアフリカが直面している現実的な問題だ。当社は関連技術をアフリカの友人に伝授し、さらに遠くまで荷物を持ち見送り、プロジェクトがより大きな効果を発揮できるようにする」と話した。