中国財政部が4日発表した統計によると、2018年1月~6月期の中国の社会保障及び雇用関連支出は前年同期比11.3%増の1兆6482億1800万元に上った。
内訳は、中央本級支出(中央政府の支出)が同10.6%増の607億9800万元、地方政府の支出が11.4%増の1兆5874億2000万元だった。
主な支出には、年金を運用する基本養老保険基金への補助金があり、12.7%増の6416億8600万元に上った。6月末時点で、中央財政から支給された2018年の企業従業員基本養老保険向けの補助金は4330億5100万元、都市・農村住民基本養老保険向けの補助金は1137億6900万元だった。
行政機関の離職・退職者向けの支出は前年同期比15.2%増の4736億8800万元、雇用関連の補助金は同7.8%減の407億4700万元だった。