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発信時間：2018-09-05 15:29:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　アフリカ開発銀行（AfDB）のアデシナ総裁は4日、中国アフリカ首脳とビジネス界代表とのハイレベル対話ならびに第6回中国アフリカ企業家大会の休憩中、記者からのインタビューに応じた際に、アフリカに「債務危機」は存在しないと述べた。

　アデシナ氏は「アフリカ諸国の債務残高の対GDP比は近年やや上昇し、2010年は22％だったが2017年には37％となった。しかし一部の先進国が100％、150％であることと比べると高い比率とは言えない。一部の新興国の50％前後と比べても開きがある。また債務返済比率（その国の1年間の総輸出額に対する対外債務返済額の比率）などの指標の動向を見ても、アフリカで債務危機という結論は導き出されない」と述べた。

　アデシナ氏は「中国がアフリカの負債を拡大」という論調について、「経済が安定成長し、人口が増加する状況下、アフリカ諸国はインフラの不足を補おうとしている。これにより生まれる債務は投資の需要によるものであり、単純な消費の需要に基づく債務とは同一視できない」と強調した。

　アデシナ氏は「我々は一帯一路（シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード）の断固たる支持者だ。インフラ整備はアフリカ諸国の発展にとって非常に重要だが、まだ大きな空白が存在している。インフラ相互接続は一帯一路の重要な内容であり、アフリカのインフラ整備に積極的な影響を持たらすだろう」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年9月5日

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