8月のCPI、伸び率が2%台を維持か

8月のCPI、伸び率が2%台を維持か。

タグ:CPI 8月

発信時間:2018-09-05 16:03:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 複数の調査機関は、気象などの各種要素の影響を受け、8月の中国の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の伸び率が引き続き上昇し、2%以上を維持する見通しと予測した。


 8月以降、豚の感染症や気象など複数の要素が重なり、食用農産品の価格が上昇した。品目別に見ると、野菜・肉類価格が8月より小幅上昇している。交通銀行の連平チーフエコノミストは「8月の前月比の食品価格は先月の上昇の流れを引き継ぎ、伸び率が1ポイント前後上昇する見通しだ。8月の前年同月比のCPI上昇率は2.1%で前月と横ばいになり、2カ月連続で2%台を維持する」と予想した。


 連氏はまた、次のように分析した。豚肉・野菜・住宅価格が最近続騰しており、下半期の物価上昇の予想が強まっている。しかし下半期の物価は全体的に安定し、インフレの圧力はそれほど大きくない。感染症は短期間内に豚肉の供給に影響を及ぼし、豚肉価格の高騰を引き起こす。第3・4四半期の豚肉価格は安定的に上昇し、食品価格の小幅上昇をけん引する可能性があるが、経済の需要全体の一服を中心とする豚肉の周期的な流れを変えることはない。また過去の例を見ても、野菜価格とCPIの前年同期比の上昇率の間には、ほとんど関連性がない。全国の野菜価格が現在上昇しているのは、主に季節的な要因であり、秋になれば価格上昇は安定化するだろう。国内の需要が安定的に一服し、狭義マネーサプライ(M1)の伸び率が引き続き低下し、生産者物価指数(PPI)が下半期にやや低下する見通しであり、今後のCPIが大幅に反転上昇する動力が欠けている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月5日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで