中国商務部の銭克明副部長の説明によると、第1回中国国際輸入博覧会は国際社会で大反響を呼んでおり、多くの国が展示ブースを確保しようと取り組んでいる。しかし中国はこれらの展示ブースを保留し、アフリカの後発発展途上国に提供し、彼らの製品の中国進出を支援しようとしている。
エジプトで革新的な環境保護肥料を開発・生産する企業は、昨年より中国への輸出を開始した。同社副総裁は記者に、「わが社が展示ブースを確保したことを先ほど知った。中国市場は大規模で、高い潜在力を秘めている。今回の出展のチャンスをつかみ、中国を最大の輸出先に開拓する」と興奮を隠さなかった。
アフリカの多くのビジネス界関係者も記者に、今回の中国国際輸入博覧会への歓迎と期待を示した。彼らはこの実務的な革新的措置が、双方の経済・貿易協力の前向きな発展を力強く促し、かつ世界貿易の回復促進に対しても重要な力を発揮すると判断した。
モロッコ企業家連合会の会長は「次の中国アフリカ協力フォーラムサミットでは、中国の輸入拡大の政策がいかにアフリカの工業化の流れに影響を及ぼしたか、共に振り返ることができるかもしれない。これは非常に期待すべきことだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月13日