自動車メーカーが相次いで自動運転車を打ち出すなか、ホンダとゼネラル・モーターズ(GM)傘下のベンチャー企業、クルーズ・オートメーションは3日、自動運転車の開発で事業提携することを発表した。
AFP通信の3日の記事によると、ホンダの投資部門は、新型車発売により直ちに市場進出を加速すると発表した。日本政府は2020年の東京夏季五輪開催に際し、自動運転車をPRすることを目指している。
GMによると、ホンダはソフトバンクと協力し、12年内に27億5000万ドルを投資することを約束した。この米自動車大手による、世界で使用できる多用途自動車の量産をサポートするという。
大手自動車メーカー、ベンチャー企業、IT企業は現在、名実相伴う自動運転車の開発を争っている。自動車業界はこれを、次の先端分野と見なしている。
ホンダがこの情報を発表する前に、トヨタは今年8月に配車サービス大手のUber(ウーバー)に5億ドル投資し、類似する量産可能な自動運転車を共同開発している。
GMのダン・アマン社長は「この取り組みには非常に重要な資源が必要であることが明らかになってきている。ホンダとの事業提携に期待している」と話した。