市場調査会社のIDCとガートナーが11日に発表した研究報告書によると、ヒューレット・パッカード(HP)の第3四半期のパソコン出荷台数がレノボに抜かれ、首位から2位に順位を落とした。
IDCによると、第3四半期末のレノボの市場シェアは24%、HPは22.8%で、これにデル、エイサー、アップルが続いた。ガートナーのデータによると、レノボは23.6%、HPは21.8%で、デル、アップル、エイサーが続いた。IDCとガートナーのパソコン市場のトップシェアブランドが一致するのは、最近としては初。
ガートナーの第2四半期の報告書によると、レノボの第2四半期の世界パソコン市場シェアは21.9%に達し、市場シェアで再び首位になった。2−5位はHP、デル、アップル、エイサー。しかしIDCは当時、異なる結論を導き出していた。IDCが発表した今年第2四半期の世界パソコン出荷台数統計報告書では、HPが引き続き23.9%のシェアでパソコン市場の首位を守っていた。
IDCとガートナーの第3四半期出荷台数データにも差がある。IDCのデータによると、第3四半期のレノボの世界パソコン出荷台数は前年同期比5.8%増の1615万台、HPは0.3%増の1536万台。ガートナーのデータによると、第3四半期のレノボの出荷台数は10.7%増の1589万台、HPは6.2%増の1463万台。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月12日