中国の国務院新聞弁公室は12日午前、2018年1~9月の貿易状況に関する記者会見を開き、税関総署報道官で統計分析司司長の李魁文氏が2018年1~9月の貿易状況を紹介し、記者の質問に答えた。
税関の統計によると、2018年1~9月の中国の貨物貿易輸出入総額は22兆2800億元で前年同期比9.9%増、うち輸出額は11兆8600億元で6.5%増、輸入額は10兆4200億元で14.1%増。貿易黒字は1兆4400億元で28.3%縮小した。具体的には以下の特徴が見られる。
1つ目は、輸出入総額が四半期ごとに増加し、第3四半期は前年同期比で大幅に増加した。18年1~9月、中国の輸出入総額は四半期ごとに増加し、それぞれ6兆7600億元、7兆3500億元、8兆1700億元で9.4%、6.4%、13.8%増加。
2つ目は、一般貿易輸出入総額が急増し、割合も上昇。18年1~9月の中国の一般貿易輸出入総額は13兆200億元で前年同期比13.5%増、中国の輸出入総額に占める比率は58.4%で、前年同期より1.9ポイント上昇し、貿易構造が合理化していることがわかる。