3つ目は、主要貿易相手国との輸出入額が増加し、一部「一帯一路」沿線国との輸出入額が勢いよく伸びた。18年1~9月、中国とEU、米国、ASEANの輸出入額はそれぞれ7.3%、6.5%、12.6%増加し、三者の合計が輸出入総額に占める比率は41.2%だった。同時期の中国とロシア、オランダ、カザフスタンの「一帯一路」沿線国の輸出入額伸び率は19.4%、11.9%、11.8%で全体の伸び率を上回った。
4つ目は、電気機械製品、労働密集型製品が引き続き輸出の主力となっている。18年1~9月の電気機械製品輸出額は6兆9100億元で7.8%増、全体の58.3%を占めた。うち、自動車は16.3%、携帯電話は15.2%増加。同時期の衣服、玩具など7分類の労働密集型製品の輸出額は2兆2900億元で0.8%減少、全体の19.3%を占めた。
5つ目は、原油、天然ガス、銅などの大口商品で輸入量増加と価格上昇の傾向がみられた。18年1~9月の中国の原油輸入量は3億3600万トンで5.9%増、天然ガスは6478万トンで34%増、石油精製品は2459万トンで9.8%増。そのほか、銅輸入量は399万トンで16.1%増加した。同時期の中国の輸入価格は全体で4.2%上昇。うち、原油は28.3%、石油精製品は19%、天然ガスは16.9%、銅は6.1%上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月12日