中国航空市場の巨大なポテンシャル 2038年には1兆ドルに

中国航空市場の巨大なポテンシャル 2038年には1兆ドルに。

タグ:エアバス 航空市場

発信時間:2018-10-13 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 エアバスは世界最大の航空機メーカーの1つ。本部はフランスにあり、中国の重要な航空合作パートナーでもある。


 エアバスによると、中国は今後20年足らずでアメリカを追い越し、1兆ドルの航空市場に成長するという。中国航空市場の地位が向上するに従い、エアバスとのウィンウィンの合作関係はさらに堅固になるだろう。


 1985年以降、エアバスは常に中国に投資してきた。1996年、中国航空機材集団(CAS)とエアバス中国有限会社は、中国国内で最初の合資企業「華欧航空研修支援センター」を共同出資で設立した。同センターはエアバス世界研修ネットワークの一部で、主にエアバス中国の顧客向けに研修と技術支援を行う会社である。アジア太平洋地域で唯一のエアバス研修センターとして、同センター設立以来、研修内容、方法、設備、教学理念などの面でリードしてきた。すでにエアバス中国の合作パートナーとして所属するパイロット、キャビンアテンダント、航空技師ら2万5千人に支援している。うち97%は中国出身者で、3%が周辺諸国出身となっている。


 またエアバスは、天津に海外生産組立ライン工場を建設している。2008年の投資以来、天津のエアバスA320組立ラインは、ナローボディ機からワイドボディ機へと広がっている。天津はアジアで唯一であると同時に、1本通路のナローボディ機と2本通路のワイドボディ機の組立及び製造センターとなっており、米シアトル、仏トゥールーズ、独ハンブルクに次ぐ第4の航空産業集積都市になった。完成し認可されたA320シリーズ機は累計で400機近くに上る。


 資料によると、中仏航空協力は飛行機の製造と購入だけに留まらず、フランス民間航空大学(ENAC)と清華大学との学術協力など様々な教育プロジェクトでも提携しており、航空分野専門のEMBAコースも設立されている。


 現在、エアバスと中国航空産業との合作で生み出された価値は5億ドルを超えた。2020年までにエアバスは、対中投資を10億ドル追加する計画だという。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月13日


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