中国の鉄道固定資産投資、2018年は8000億元に接近か

中国の鉄道固定資産投資、2018年は8000億元に接近か。

タグ:中国鉄道

発信時間:2018-10-14 11:24:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国鉄路総公司が9月26日に発表したデータによると、今年の1−8月の全国鉄道投資実行額は4612億元で、年間計画の63%を終え、前年同期比6.2ポイント増となった。通年の投資任務完了に向け基礎を固めた。


 万博新経済研究院の劉哲副院長は先般、証券日報のインタビューに応じた際に「外部環境の大きな変化に対応するため、インフラ整備は不動産投資低迷リスクを相殺し、投資伸び率を安定化させる反循環的調節ツールになっている。今後一年に渡り、インフラ整備の進捗、特に西部地区の現代インフラ整備がさらに加速される。同時にインフラの相殺・下支えの効果もより顕著になる」と述べた。


 年初の中国鉄路総公司の年間計画を見ると、今年の全国鉄道固定資産投資は7320億元を予定し、2017年より8.5%減となり、2014年以降としては最も低い数値だ。過去4年(2014−17年)の全国鉄道固定資産投資の実行状況を見ると、8088億元、8023億元、8015億元、8010億元といずれも8000億元を上回っている。


 中国の今年上半期のインフラ投資は伸び率が低下したが、年中に開かれた中央政治局会議と国務院常務会議はインフラ投資を力強く後押しした。劉氏は「鉄道インフラプロジェクトはインフラ投資の重要な構成部分であり、第4四半期に投資の伸び率が大幅に上昇し、年初に制定された7320億元の目標を達成することになる。景気低迷の圧力が強ければ、今年の全国鉄道固定資産投資は再び8000億元に迫る可能性がある」と予想した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月14日


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