世界銀行が10月31日に発表した「ビジネス環境の現状2019」によると、中国のビジネス環境ランキングが30以上も上昇し、190の経済体のうち46位につけた。
報告書によると、中国は過去1年間で中小企業のビジネス環境を改善するため実施した改革措置の数で記録を樹立し、今年のビジネス環境改善幅でトップ10に入った。
世界銀行のホフマン中国担当局長は「中国はこの1年間で、中小企業のビジネス環境改善で急速な進展を実現し、世界トップ50に入った。これは中国政府の革新及び民間企業育成の高度な重視を示している」と話した。
報告書によると、10の主要指標のうち中国は「企業開設」「電力供給」で最も大きな改善があった。前者の順位は昨年の93位から28位に、後者は98位から14位に浮上。中国は「施工許可証手続き」「財産登録」「少数投資家の保護」「納税」「越境貿易」でも、効果的な改革措置を実施した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月1日