海外企業にとって輸入博覧会は、中国市場に参入する最高のプラットフォームで、中国市場のシェアを拡大するチャンスとなる。ロレアル中国CEOのステファン氏は、輸入博覧会への参加について、外国企業がイノベーションと優良製品を中国市場に持ち込むことを加速すると同時に、中国のビジネス環境の合理化を後押しし、長期的に健全な業界発展を促進するとの見方を示した。
「改革開放の重要なマイルストン」、「中国が新たな対外開放を推進するシンボル」。海外出展業者は、輸入博覧会の意義をこのように評価する。世界がこの舞台を通して、中国の改革深化と開放拡大の揺るぎない決心を再確認し、中国経済の勢いが盛んなことや、ハイクオリティな発展に向かう原動力を目にするだろう。
輸入博覧会のマスコットキャラクーとなる無邪気なパンダの「進宝」は、青色と黄色の縦縞模様の「一帯一路」マフラーをまとい、輸入博覧会が「一帯一路」構想と密接な関係にあることを示す。この二者は、ともに市場と需要のカギとなる作用を持ち、世界が中国経済発展の「快速列車」を便乗するために「対面通行路」を打ち立てるものだ。
反グローバル化の思想や保護貿易主義が暗躍し、自国中心主義と保護主義が目立つなか、中国は輸入博覧会という新たなステージで、世界に双方向開放の理念を改めてアピールし、中国が共同議論、共同建設、共有の国際協力に注力する姿勢を示す。中国が提唱するオリエントの「新曲」は、広範囲に鳴り響く世界の「交響曲」になりつつある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月2日