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発信時間：2018-11-13 15:08:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国商務部の発表によると、11月12日にシンガポールで、中国の李克強総理とシンガポールのリー・シェンロン首相が立会うなか、中国商務部国際貿易談判代表兼副部長の傅自応氏とシンガポール貿易・工業大臣のチャン・チュンシン氏が、両国政府を代表して「自由貿易協定グレードアップ議定書」にサインした。

 

　同議定書は、中国共産党第19回人民代表大会（第19回党大会）で打ち出された「自由貿易区の建設促進、開放型世界経済の建設推進」の重要なプロセスとして、中国とシンガポールの経済・貿易協力の潜在力を発揮させるもので、中国とASEAN各国との経済・貿易協力にとって大きな意義を持つ。議定書の締結は、中国とシンガポールの「時代に対応する全方位型協力パートナーシップ」を充実させ、中国とASEANの経済・貿易協力を深化させるプラスの作用を起こす見通しだ。

 

　同議定書は、中国・シンガポール自由貿易協定の原産地規則、税関手続きと貿易の利便化、貿易救済、サービス貿易、投資、経済協力の6項目をグレードアップすると共に、新たに電子商取引、競争政策・環境の3項目を増やす。全面的、ハイレベル、互恵・ウインウインの交渉目標を実現し、両国の関連分野実務協力の深化を促進し、両国の企業と国民の福祉増進につながる。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年11月13日

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