11月13日の中国A株市場は続伸。全面高の展開となり、100銘柄以上がストップ高で引けた。投資家のセンチメントが徐々に回復をみせている。
注目すべきは13日の出来高で、今年1月下旬に上海総合指数が直近高値の3587ポイントをつけて以来の最多となった。出来高の大幅増から、株式市場への活発な資金流入がうかがえる。
統計によると、この2日間でA株市場への純資金流入額は114億4000万元に上った。セクター別ではコンピュータ、メディア、電子が買われ、資金流入額上位に立った。
証券日報市場研究センターが同花順のデータをまとめたところによると、2営業日連続でコンピュータセクターに大口の買いが入り、純資金流入額は計24億8100万元とセクター別で首位に立った。業績良好で好調なパフォーマンスを上げているのが大きな理由とみられる。