インダストリアルインターネット(産業のインターネット)は現在、製造業の競争の新たな舞台になっている。中国のインダストリアルインターネットの発展は、「政策イヤー」を迎えた。関連部・委員会はインダストリアルインターネット政策体系を積極的に整えており、地方も急ピッチで構築を進めている。
経済参考報の記者が先ほど開かれた第5回世界インターネット大会で入手した情報によると、中国のインターネット発展は消費インターネットからインダストリアルインターネットに移り変わりつつある。今後の政策の重点は、重要中核技術の突破となる。特にAI、IoTなどの中核技術の研究開発を強化し、企業のデジタル化モデルチェンジを加速し、先進的なインダストリアルインターネット中堅ネットワークを構築する必要がある。
中国工業・情報化部の陳肇雄副部長は、第5回世界インターネット大会「インダストリアルインターネットの革新と突破」フォーラムにて、「インターネットの革新・発展と新たな工業革命が歴史的に遭遇している。インターネットは消費分野から生産分野、仮想経済から実体経済へと急拡張している。産業経済はデジタル化からネット化、スマート化へと掘り下げて拡大している。インダストリアルインターネットの発展加速は、我々が新たなテクノロジー革命及び産業変革のチャンスをつかめるかに関わる戦略的な問題だ」と表明した。