中国の宅配業、グリーン化が加速

中国の宅配業、グリーン化が加速。

タグ:中国宅配業

発信時間:2018-11-20 11:00:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 包装テープと印刷インクの使用を減らし、再利用可能な包装箱を使い、輸送時の新エネルギー自動車使用を増やす。これらを通じて中国の宅配業は、グリーン化を徐々に加速している。

 

 包装材の減量と再利用が大きく進む

 

 包装テープの減量化が、今年の宅配包装の大きなトレンドとなった。包装テープ使用の規範化と標準化が使用量の減少につながり、テープ不要包装材も導入された。中国郵政、順豊、百世快递、蘇寧物流は全国的に、テープ不要包装箱の普及を進めている。

 

 宅配包装では、テープ以外にも、安全確保を前提に様々な減量が進んでいる。例えば印刷で、順豊や圓通は、ラベル印刷の面積を大幅に減らし、封筒などの包装材に印刷するインクの使用量を23%抑えた。また、資材の使用量を減らすために宅配企業は、高強度、軽量の紙材を使うことで、封筒や紙箱などの包装材を平均15-20%軽くした。緩衝材の減量でも順豊は、従来のエアキャップに替えてエア充填材を採用し、緩衝材の使用量を大幅に減らすと共に製品配達の安全性も向上させた。


 「資材の使用を減らすけでなく、企業コストの引き下げにもつながるため、宅配業界の包装減量化は大きく進んだ」と北京印刷学院青島研究院院長の朱磊氏は説明する。

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