また、包装材の再利用が、今年の宅配包装の新たなブームとなった。菜烏網絡は今年の「双11(11月11日、独身の日)」に、寧波天猫スーパーの小包に再利用可能ボックスを使って配送した。宅配業者は、商品引き渡し後にそのボックスを再利用する。
宅配包装を完全にグリーン化するなら、宅配業はリサイクルも実現しなければならない。中国郵政は陕西省銅川市で、利用者に郵送代金チケットを渡すことで、利用者から宅配包装箱の回収を試みている。順豊は包装の回収利用に力を注いでおり、「豊・BOX」製品研究開発高級工程師の肖高飛氏は、「当社は、再利用や回収などの努力を通じ、業界が少しづつ実現している『小包があるだけでゴミはない』というビジョンに近づこうとしている」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月20日