ルノー・日産・三菱アライアンスに激震 ゴーン氏逮捕

ルノー・日産・三菱アライアンスに激震 ゴーン氏逮捕。

タグ:日本自動車

発信時間:2018-11-23 17:43:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日産自動車、フランスのルノー、三菱自動車工業の会長であり、かつて「日産の救世主」と呼ばれたカルロス・ゴーン氏は、一夜にして「とらわれの身」となった。ゴーン氏逮捕の報を受けて、関連各社の株価は20日に急落した。業界には、日産は度重なる不祥事の影響で、業績が曲がり角を迎えて低迷する見込みで、ルノー・日産・三菱アライアンスも打撃を受けるとの見方が広がる。「北京商報」が伝えた。

▽「とらわれの身」

逮捕の前日、豪腕で鳴らした自動車産業トップのゴーン氏は、ルノー・日産連合の代表者、日産の会長などの要職にあり、またゴーン氏が掌握するルノー・日産・三菱アライアンスは2017年に世界最大の自動車・小型商用車グループに躍進したところだった。それが一転して、ゴーン氏は金銭をめぐる虚偽記載により「とらわれの身」となった。問題は3社にも波及し、20日の日産の株価は19日の終値に比べて6%以上下落し、ルノーの株価も汎欧州取引所で15%下落した。

問題の直接の導火線は報酬の過少申告だ。NHKと共同通信社の報道によれば、過去5年間に、ゴーン氏は計100億円の報酬を得ていながら、半分の50億円しか申告しなかった。日産が公開した資料では、ゴーン氏の16年以前の年俸はいずれも10億円を超えていたという。

謹厳な日本人は、身内の調査でも決して手を緩めない。日産の西川広人最高経営責任者(CEO)は19日夜の記者会見で、ゴーン氏の3つの不正行為を指摘した。東京証券取引所への有価証券報告書の虚偽記載、公金の私的流用、権限の過度な集中だ。

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