アジア太平洋経済協力(APEC)第26回非公式首脳会談が11月17日から18日に、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで開催された。今回のテーマは「包摂的発展のチャンスを捉え、デジタル化の未来を抱きしめて」。保護主義や自国優先主義が台頭し、世界経済のリスクと試練が際立つなか、中国のプランがアジア太平洋地区の包摂的な発展につながる新しいチャンスを創造し、世界経済にプラスのエネルギーも注入している。
中国は相互連結を重視している。「一帯一路」共同建設は、5年間の努力を経て新たな段階に入った。外国の専門家は、中国がアジア太平洋協力のなかで果たす重要な作用を相次いで賞賛し、「一帯一路」構想が示す開放、包摂、協力の精神とAPECの理念が合致しており、インフラ相互連結がアジア太平洋地域の包摂的な成長にとって非常に重要との見方を示す。
5年間で「一帯一路」建設は、理念が行動に移され、イメージが実現し、豊富な成果を上げてきた。勢いよく建設される中国・パキスタン経済回廊から、着実に進む中国・モンゴル・ロシアブリッジ、ニューユーラシア大陸ブリッジまで、順調に進むジャカルターバンドン高速鉄道から、希望をつなぐ中国-ラオス鉄道、中国-タイ鉄道まで、アラン・ボラード氏は、「『一帯一路』構想は、アジア太平洋地区のインフラ建設の壮大な青写真を描き、アジア太平洋地域の相互連結を一層進めた」と強調した。