中国の国産スマホがハイエンド市場に食い込む

中国の国産スマホがハイエンド市場に食い込む。

タグ:中国スマホ

発信時間:2018-12-02 14:18:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 スペイン・バルセロナの電子機器売り場で25日、買い物客がファーウェイの新型スマホの撮影機能を体験する様子(新華社記者・鄭煥松撮影)。



 中国国内の1−10月のスマホ出荷台数は、前年同期比15.3%減の3億4300万台だった。賽迪顧問通信産業研究センターの劉若飛アナリストは、経済日報のインタビューに応じた際に「十数年の高度成長を終え、中国のスマホ市場は飽和に近づき、成長空間が限定的になっている。しかし注目すべきは、国産スマホが技術革新を加速し、ハイエンド市場の天井破りにより、新たな利益成長空間を切り開こうとしていることだ」と指摘した。


 中国情報通信研究院が発表したデータによると、国内の今年10月のスマホ出荷台数は前年同月比0.9%増で、1−10月は前年同期比15.3%減の3億4300万台。


 今年下半期に国産スマホの新製品が相次いで発売され、全面ディスプレイが主なセールスポイントとなった。vivoは9月に画面占有率が91.2%のX23シリーズを発売した。栄耀は10月末に全面ディスプレイ・スライド式スマホ「Magic2」を発売した。レノボは11月上旬、画面占有率が世界で初めて95%を突破した全面ディスプレイスマホ「Z5 Pro」を発売した。


 これまでは、アップルやサムスンなど海外有名ブランドが高級スマホ市場を占めていた。新型iPhoneの大幅な値上げに伴い、最近発売された国産スマホも高額になっている。ファーウェイの「mate 20」の一部ハイエンドモデル、世界初の折りたたみ画面スマホ「FlexPai」の最高スペックモデルの価格も1万元以上に達している。

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