劉氏は、これは国産スマホのハイエンド市場への進出の必然的な流れであり、国産スマホのブランド価値の向上によるものと判断した。
国産スマホのブランド力が上がっている。劉氏は「ファーウェイは中国トップブランドとして徐々に台頭している。販売台数でアップルやサムスンとの差を縮めており、ブランド力も高まっている。また小米やvivoなどの国産スマホブランドもハイエンド市場に進出を続け、中国ブランドの実力を十分に示している」と指摘した。
全体的に見ると、国産スマホは各価格帯に取り組み、力をつけている。ミドル・ハイエンドではハード面で一定の優位性を形成しており、ウエハー、メモリ、カメラ、デザイン、材料などで長期的に進歩している。これはその重要な競争力の基礎となっている。また国産スマホは機能面でも見所が多い。これにはファーウェイのライカ・ダブルレンズ、ZTE「AXON 7」の立体ナビ機能、OPPOやvivoのクイック充電及び撮影機能、360のプライバシー保護システム、データ自動削除などが含まれる。うちダブルレンズ、トリプルレンズは国産スマホが世界に先駆け採用したもので、アップルやサムスンもこれを認め追随している。すでに世界トップクラスのフラグシップ機の標準スペックになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月2日