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発信時間：2018-12-04 10:09:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　世界知的所有権機関（WIPO）は3日、年間報告書「グローバルイノベーションインデックス（GII）」を発表した。同報告書によると、世界の昨年の特許出願件数は5.8％増の計317万件で、8年連続で増加した。

　データによると、世界の昨年の商標登録出願件数は1239万件で、意匠登録出願件数は124万件。中国はいずれも世界最多。

　フランシス・ガリWIPO事務局長は「知的財産権の保護の需要の伸び率は、世界経済の伸び率を上回っている。これは知的財産権をが支えるイノベーションが、競争とビジネス活動において重要性を増していることを示している。わずか数十年のうちに、中国は知的財産権制度を打ち立て、本土でのイノベーションを奨励し、世界の知的財産権リーダーの仲間入りを果たした。今や世界の知的財産権出願の成長を促している」と指摘した。

　世界の植物品種登録出願件数は昨年、11.7％増の1万8490件に達した。82カ国・地域の主管機構のデータによると、昨年の地理的表示（GI）保護数は約5万9500にのぼる。

　またアジアは特許出願が最も活発な地域という地位を固めた。アジアの各主管局が昨年受理した特許出願件数は、世界全体の65.1％を占めた。2007年の49.7％と比べると、高い成長率を維持していることが分かる。この変化は主に、中国の経済成長のけん引によるものだ。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2018年12月4日

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