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発信時間：2018-12-10 15:12:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国農村技術開発センターの賈敬敦主任は、宇宙育種産業革新連盟（以下、同連盟）第1回連盟大会ならびに宇宙育種フォーラムにて、「中国の宇宙育種産業は30年間で一連の成果を手にした。重要技術の開発、重要遺伝質の革新、品種の選択・栽培、成果の産業化で注目すべき成績を手にした」と述べた。

　情報によると、中国の宇宙船搭載材料の特定方向スクリーニング、宇宙環境における植物栽培技術、宇宙突然変異誘発材料ハイスループット分子鑑定など各種重要技術の研究に重要な進展があった。受容体の異なる植物の宇宙突然変異誘発による後代の選択・育種技術、宇宙船に搭載された突然変異誘発材料による分子マーカー選択補助、耐性のスクリーニング、品質鑑定、ハイブリッド育種技術が成熟し、育種の実践に活用されている。科学の異なる視点から宇宙環境の稲、小麦、牧草、園芸植物への突然変異誘発効果を研究し、宇宙環境の突然変異効果を利用した一部の育種技術・方法を初歩的に模索し、構築した。

　宇宙育種技術及びその新品種は、農業やその他の業界で応用されている。国家級・省級審査に合格した宇宙育種新品種は200以上。宇宙育種によって栽培された小麦、稲、とうもろこし、大豆、綿花、トマト、唐辛子などの園芸作物新品種の栽培面積は累計で240万ヘクタールを超え、約13億キロの食糧が増産された。宇宙育種技術及びその成果はムラサキウマゴヤシなどの牧草、材木、花、バイオ医薬品などの分野でも一定規模応用されている。

　同連盟の責任者によると、宇宙育種は中国の作物育種技術の進歩と関連産業に積極的な効果を発揮しており、直接的な経済効果は2000億元以上にのぼる。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年12月10日

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