明石氏は国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)事務総長特別代表も務め、国連平和維持活動(PKO)に中国が初めて部隊を派遣するのを目撃した。1992年に中国は国連事務総長の要請に応じて、将兵400人からなる工兵大隊をUNTACに派遣し、PKOに参加した。
「改革開放後、中国は他の途上国への援助の取り組みを強化した。物資・資金支援だけでなく、ノウハウの指導もある。中東問題やアフリカ諸国の問題では、中国は関係国・地域の正当な権益を一貫して支持している」。
中国が一層改革を深化し、開放を拡大することについて、明石氏は「中国の改革開放の方向は正しい。中国が自国の国情に基づき具体的な発展の道と方法を選択すると同時に、他国との積極的な意見交換を重視することを希望する。また、中国が引き続き他の途上国の参考となることを希望する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月14日