統計によると、売上高1000億ドル級の企業は世界全体で53社あり、9カ国で占められている。このうち中国企業は13社で、エネルギー、自動車、情報通信技術(ICT)、インフラの4分野が中心となっているという。中国本土の報道を専門とする台湾の日刊紙『旺報』が20日付で報じた。
この中国企業13社には、中国工商銀行、中国農業銀行、中国建設銀行、中国銀行の大手国有銀4行のほか、国家電網公司、中国石油化工などのエネルギー企業が名を連ねる。
世界53社の内訳は、米国が22社、日本が5社、ドイツが4社、フランスが3社、イギリスとオランダが各2社、スイスと韓国が各1社の計40社、残り13社が中国企業となっている。
この中国企業13社の内訳をみると、まず7社は銀行、保険、電気通信が占めている。内訳は、中国工商銀行、中国農業銀行、中国建設銀行、中国銀行の銀行4行、平安保険、中国人寿保険の保険2社、中国移動の電気通信1社となっている。