10日に開かれた商務部の定例記者会見で、高峰報道官は「新エネルギー車のリーディングカンパニーであるテスラの上海工場設立は、中国の新エネ車産業の発展を促す。中国は世界各国の企業が中国で投資し、中国自動車市場の発展のチャンスをシェアすることを歓迎する」と述べた。記者の「中国初の外資単独資本の海外自動車企業プロジェクトが上海で実施されるが、この工場の建設は上海ひいては中国の自動車市場の競争構造にどのような影響を与えるか」という質問に対し、高峰氏は以下のように回答した。
テスラは中国初の外資単独資本の新エネ車企業で、中国の対外開放拡大の証人、受益者でもある。新エネ車のリーディングカンパニーであるテスラの上海工場設立は、中国の新エネ車産業の発展、産業構造のグレードアップをうながし、国内の消費者により多くの選択肢を与え、多様化・多層的な自動車消費ニーズを満たす。
また高峰氏は、「中国自動車市場は需要が多様化し構造が合理化する新たな発展段階に突入し、全体的に実用目的の消費から品質を重視する消費に変わり、新エネ車などの自動車商品に巨大な市場ニーズをもたらしている。世界各国の企業が中国で投資し、中国自動車市場の発展のチャンスをシェアすることを歓迎する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月11日