2015年にプエルトリコの電波望遠鏡が宇宙からの電波をキャッチしたことに続き、カナダの望遠鏡も再び類似する電波を検出した。うち1つの電波は地球から15億光年離れたものだ。科学者はこれについて、地球外文明の存在の証拠かもしれないと話した。CNNが9日、伝えた。
この研究は今週水曜日に出版されたネイチャー誌に掲載された。高速電波バーストは瞬時に電磁パルスを生む。爆発は数ミリ秒で終わるが、太陽が1万年に放出するのと同じ量のエネルギーを放出する。この高速電波バーストがどこから来るのか、なぜ生じるのかについて、科学者はまだ明らかにしていない。しかし同じ位置からの電波を2回検出したことで、これが自然現象ではなく宇宙の知能を持った生物によるものではないかと疑われている。
宇宙人が存在するかについて正確に回答することはできないが、科学者は将来的にこの電波の研究を通じて宇宙に関する多くの謎を解き、さらには宇宙の起源への理解を深めることができるとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月11日