伝統的な自動車市場が劣勢な一方、新エネルギー車市場は強いパフォーマンスをみせている。2018年12月の新エネルギー乗用車販売台数は前年同期比79.1%増の16万台だった。うちプラグイン式ハイブリッド乗用車は116%増、純電動車は50%増となった。
通年統計をみると、2018年の新エネルギー乗用車販売台数は100万台の大台を突破。2018年1-12月の新エネルギー車販売台数は88.5%増の100万8千台で、2017年の伸び率を上回り、業界予想を前倒しで達成した。崔東樹氏は、2019年の新エネルギー車補助政策が未発表ななか、2019年1月の新エネルギー乗用車販売台数が引き続き高い水準に達すると予想。また、中国政府による新エネルギー車車両購入税免除規定の関連リスト採用や、2019年の自動車メーカーに対する「ダブルクレジット」政策の推進がいずれも新エネルギー車の成長につながる可能性を指摘。中・長期的にみると、新エネルギー車は、国内自動車市場の発展をけん引する大きなエンジンになるとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月13日