中国の消費、高成長トレンドが継続へ

中国の消費、高成長トレンドが継続へ。中国では消費の比較的高い成長、消費の規模拡大、消費の貢献度上昇、消費の構造高度化が続く見通し…

タグ:中国消費

発信時間:2019-01-13 10:56:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国国家統計局が発表した統計によると、2018年11月の社会消費品小売総額は前年同期比8.1%増の3兆5260億元だった。伸び率は前月に比べ0.5ポイント下がり、ここ数年で最も低かった。

 

 2018年11月は「双11(11月11日)」オンラインショッピングデーがあったが、統計をみると、ショッピングデーによる消費の押し上げ作用は大きくなかった。この現象は個人消費の減退を示しているのだろうか?

 

 2018年11月の社会消費品小売総額の伸び率は前月を下回った。自動車類商品の減少率の拡大と石油類商品の伸び率の低下が、影響を及ぼした大きな2つの要因だ。うち対象となる自動車類商品の減少率は10%で、前月に比べ3.6ポイント拡大。石油類の伸び率は8.5%と、前月より8.6ポイント低かった。概算で、この2種の商品が、社会消費品小売総額の伸び率を0.7ポイント超押し下げた。

 

 一方、多くの商品が比較的高い伸び率を保ち、対象15種のうち8種の伸び率が上昇した。特に、衣食など基本生活類と文化体育・娯楽類の伸び率が大きく上がった。消費高度化類のなかでは、家電・音響機器類の伸び率が前年同期比12.5%に達し、前月に比べ7.7ポイント上昇した。

 

 2018年「双11」当日の、全国主要電機商取引プラットフォーム取引額(商品及びサービス)は3千億元を超え、伸び率が前年同期比30%超の高水準を保った。「これまでは『双11』の押し上げ作用が目立っていたが、2018年は想像ほどではなかった。主な要因は、社会消費品小売総額の規模が次第に大きくなっているためだ」。国家統計局報道官の毛盛勇氏はこう説明する。

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