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2つの新記録、中国経済の「安定」と「前進」を反映。
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2つの新記録は、安定しつつ前進する中国経済に新たな注釈をつけ、かつ現在の中国と世界経済の強いつながりを鮮やかに浮き彫りにした。税関のデータによると、中国の昨年の貿易額は初めて30兆元を突破し、通年の実行ベース外資導入額は8856億1000万元に達した。いずれも過去最高を記録した。
昨年より外部環境は複雑で変化が激しく、数多くの課題が生じている。一国主義と保護主義が波風を立て、一部の国はあちこちで貿易制裁の棍棒を振るっている。多くの中国企業とその国際経済・貿易パートナーは、これを痛感しているはずだ。中国の貿易及び外資導入は、このような状況でありながら理想的な成果を手にし、非常に得難いことであった。これはまた、次のことを説明している。中国とビジネスをし協力を検討し共に進歩することは各国の利益に合致する。中国経済の大海原は広い世界とつながっており、強風や豪雨によって揺らぐことはない。
2つの新記録の裏側で、人々はより開放的で自信あふれる中国を目にしている。「中国の開放の扉が閉ざされることはなく、ますます大きく開かれるばかりだ」これは中国の過去40年の発展と実践が開放の意義と価値を十分に証明しているからであり、また中国が追い求める高品質発展はより開放的な条件のもと展開されなければならないからでもある。
中国は開放・協力・ウィンウィンを主張しており、これを実行している。外資参入ネガティブリストの削減、全体的な関税引き下げ、自由貿易試験区の改革・革新の深化を支持する各種措置、第1回中国国際輸入博覧会の成功、さらには「一帯一路」の建設推進など、中国は多国間主義を堅持し、提唱している。開放の中で共通の利益を拡大し、協力の中でチャンスの共有を実現している。世界から拍手喝采を浴び、経済・貿易パートナーの信頼を勝ち取っている。
データによると、中国は昨年、EU・米国・ASEANなどの主な貿易パートナーとの貿易で全面的な成長を実現した。一帯一路沿線諸国との貿易は新たな動力と見所になった。中国が導入する契約額が5000万ドル以上の外資大型プロジェクトも急成長を実現した。
2つの新記録によって、人々は再び中国経済の強靭さと潜在力を実感した。13億人以上の人口を持つ巨大で活力あふれる市場、中国政府の力強いリーダーシップ、日増しに拡大する輸入の需要、整った産業体制、成長を続ける科学技術革新力、急速に拡張するインフラ及び交通ネットワーク、新たな発展理念の下で絶えず推進される供給側構造改革などは、いずれも中国経済が寒風と逆流に耐える力の源になっている。これは多くの外国企業と投資家が中国を選ぶ自信の源でもある。
海外ではこの点を認識する人が増えつつある。ボストン・コンサルティング・グループのチーフエコノミストは、中国が常に成果あふれる手段によりマンパワーを使用でき、かつ整備が続くインフラ、労働者の技能とビジネス環境があることから、中国の競争力と生産力は「大股の前進」を続けることができると指摘した。
中国経済の安定しつつ前進という大きな流れが変わることはない。米フォーブス誌が1月号の記事で「投資家にとって、中国は大きな長期的なチャンスを意味する」と指摘したとおりだ。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年1月16日
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