経済規模の持続的拡大は就職の安定と拡大の基礎である。国家統計局が先日公表した統計によると、2018年の中国の経済規模はさらにステップアップした。国内総生産は90超元で前年比6.6%増加。盧愛紅氏は、「経済規模の持続的拡大に伴い雇用も増え、就職の増加を支えた」と話す。推算によると、「十三五」(第13次5カ年計画)期に入ってから、国内総生産が1ポイント増えるごとに都市部新規就職者は約190万人増えている。「十二五」期は1ポイントごとに30万人の増加だった。
産業構造が合理化され、第三次産業が就職増加を牽引した。第三次産業の就職寄与度は第二次産業より平均20%高い。2018年、第三次産業の付加価値は前年比7.6%増の46兆9600億元に達し、対GDP比は52.2%だった。第三次産業の急発展は多くの雇用を創出した。李希如氏は、「これは同様の数の就職者を受け入れ、過去のような急増に頼らず、質と効果の向上がより重要になっていることを意味する」との見解を示した。
2018年から、関連部門は就職安定、就職促進の政策と措置を絶えず打ち出しており、これも就職状況の安定につながったとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月25日