人口ボーナスの発掘で高齢化時代に対応

人口ボーナスの発掘で高齢化時代に対応。

タグ:中国高齢化

発信時間:2019-01-28 11:23:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国国家統計局の最新統計によると、2018年末時点で、中国大陸部(31の省、自治区、直轄市と中国人民解放軍の現役軍人を含む。香港、澳門特別行政区、台湾省及び海外の華僑を除く)の総人口は13億9538万人に達し、2017年末より530万人増加した。自然増加率は3.81‰で前年比1.51ポイント低下。2018年の出生数は1523万人、出生率は10.94‰だった。


 2018年は「二人っ子政策」の全面実施から3年目を迎えたが、出生数は2017年より200万人減少した。


 その原因の1つは、50年代生まれと60年代生まれが高齢期に入ったことで、中国の急速な高齢化は十数年から20年続くと見られる。もう1つは、出産意欲が低下したこと。若者が減少し、中国は急速な高齢化段階に突入している。このような局面に関して、多くの人が中国の人口ボーナスがなくなることを懸念している。


 「中国は人口大国で、人口ボーナスが依然鮮明である」。国家統計局の寧吉喆局長は1月21日に国務院新聞弁公室が開いた記者会見で、2018年の中国の人口はプラス成長を維持し、通年の出生数は1523万人、労働人口は約9億人で、中国の人口ボーナスは依然存在し、人口ボーナスの潜在力は大きいと述べた。

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