大連商品取引所、HSBCを外資系証拠金預託銀行に指定

大連商品取引所、HSBCを外資系証拠金預託銀行に指定。

タグ:中国金融

発信時間:2019-01-30 11:26:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 大連商品取引所は公式サイトにて、HSBC(中国)有限公司(以下「HSBC中国」)を先物証拠金預託銀行に指定し、海外取引先証拠金預託業務の展開を認める通知を発表した。同取引所はグローバル化してから初めて外資系銀行を先物証拠金預託銀行に指定した。HSBCは同取引所から12番目に海外取引先証拠金預託業務の展開を認められた銀行になった。


 第1陣として現地で登録を行った外資系銀行のHSBC中国は、2007年に正式に開業した、HSBCが100%出資する外資系銀行だ。HSBCは世界最大の金融サービス機関の一つであり、世界の66カ国・地域で事業展開しており、優良海外取引先を持つ。また中国市場を深く理解している、中国大陸部で最も広範に事業展開し、支店を最も多く持つ外資系銀行でもある。


 HSBC中国グローバル資金管理部の関係者は、「中国の金融市場開放を積極的に支持してきた世界トップの銀行であるHSBCは、国を跨ぐ連動の優位性を十分に発揮し、多くの海外投資家の中国の先物市場における投資を促す」と表明した。


 同取引所の関係者によると、同取引所は2018年に鉄鉱石グローバル化を正式に開始してから、外資系銀行を積極的に先物証拠金預託銀行として導入し、預託銀行の全体構造の改善を進めてきた。域外取引先へのサービスの豊富な経験を持つHSBCを指定することで、海外投資家により便利で質の高い資金サービスを提供できる。これにより域外投資家の取引をより良くサポートできる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月30日

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