中国国家統計局のまとめによると、全国の一定規模以上の文化関連企業6万社の2018年売上高合計は前年比8.2%増の8兆9257億元だった。
今年の統計の対象となった前年の数値は、発表済みの2017年の数値と差異がある。要因の1つは、統計制度に基き、毎年定期的に一定規模以上の工業企業の調査対象範囲を調整するためだ。一定基準に達して調査対象に入る企業もあれば、規模縮小で対象から除外される企業もあるうえ、新設企業や倒産した企業、営業許可を停止された企業などもある。もう1つの理由は、統計部門が統計をめぐる法執行を強化し、検査中に統計の基準に合わない企業が明らかになった場合はそれを整理し、関連の基準となる数値を規定に基き修正するためだ。
業種別に見ると、2018年の文化製造業の売上高は前年比4%増の3兆8074億元、文化卸小売業は同4.5%増の1兆6728億元、文化サービス業は同15.4%増の3兆4454億元。2018年は文化関連産業9業種のうち7業種の売上高が増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月1日