中国商務部の関係者は1日、北京市で春節(旧正月)の市場の供給についてリサーチした際に、中国消費市場の供給は十分であり、価格も安定し、需給が共に旺盛だと表明した。
初歩的な統計によると、重点観測対象となっている大型スーパーチェーン、配送センターの連休中の商品在庫量は通常より2割以上増加しており、食用油などの在庫は約20日分の日常的な消費量を満たすことができる。肉類や野菜類などの在庫は、消費者の5-7日間の基本的な需要を満たせる量だ。長期的な異常気象が発生しなければ、春節連休期間中の市場供給は確保できる。
商務部は連休中の市場への供給の安定化に努める。まず市場の供給を確保し、企業に対して食用油、肉類、野菜などの生活必需品の在庫を拡大し、野菜の在庫を計画的に提供し、「年越し商品セール」などの販促を行い、人々が便利に楽しく購入できるよう指導する。次に商品の品質を保証し、企業に対して高品質で特色ある年越し商品の供給を拡大し、人々が安心して購入・使用できるよう指導する。それからサービスの質を高め、経営とサービスの継続、実体小売・外食企業の春節連休中の営業を提唱し、人々が気持ちよく購入し食べられるようにする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月3日