「厳冬」のダボス会議、世界経済の今後を占う

「厳冬」のダボス会議、世界経済の今後を占う。

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発信時間:2019-02-05 11:42:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 CNNはさらに、「人々は今年、気候変動がもたらす危険性を非常に強調している。技術変革とポピュリズムの台頭がもたらす課題も、大きなテーマとなっている」と指摘した。

 

 「グローバリゼーション4.0」「第四次産業革命」は本フォーラムの2つのキーワードだ。

 

 米政治雑誌『フォーリン・アフェアーズ』に掲載した記事の中で、世界経済フォーラム創設者兼会長のクラウス・シュワブ氏は「第四次産業革命を最もよく説明するのは、AI、自動運転車、IoTというハイテクだ。これらの技術は今後数十年に渡り各業界に影響を及ぼし、デジタル世界に対して極めて重要な影響を及ぼす。現在の世界からグローバル化が消えることはなく、深まり続ける。これまでの世界の融合が、貿易障壁の撤去により発展したならば、今日のグローバル化の発展は国家間のデジタル・仮想システムの相互接続、関連する理念とサービスの流通によって実現される。これがグローバリゼーション4.0の中心的な中身だ」と記している。

 

 王勇氏は、第四次産業革命は情報技術とAIを基礎とする新たな産業革命、現在の経済グローバル化の最も重要な技術的基礎と判断した。しかし現在のグローバルガバナンスの枠組みは、技術の発展の現実にはまだ合致していない。「世界経済フォーラムはこの問題の議論を促し、解決策を模索する。グローバリゼーション4.0の推進は、解決の良き道だ」


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月5日


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