テクニカル派の投資家は、上海総合指数が月曜日に半年移動平均線を上回り、半年移動平均線の回復で良いスタートを切れたとの見方を示す。半年移動平均線を上回ったのが1日だけでは完全な回復と言えず、あと2日続けて上回れば、本当に回復したと判断できると説明。完全な回復はそれほど難しくないとみている。
また、創業板指数は、半年移動平均線を上回っていないが、2日連続でその水準に向かっており、火曜日にメインボードのトレンドに従って半年移動平均線を試しに行き始める可能性が高い。二大指数が今週揃って半年移動平均線を回復すれば、市況の見通しは非常に明るいものとなる。
今回の相場反発は主にバリュエーションの修復によるもので、「両会」の前後まで続く可能性がある。上海総合指数が3000ポイントを目指せば、春節前に比べた短期的な期待収益率が15%前後に達する見込みで、過去1年で単月としては最も強いパフォーマンスとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月12日