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発信時間：2019-02-12 18:29:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国人民銀行（中央銀行）は11日、中国銀行保険監督管理委員会（銀保監会）などの複数部門と共同発表した文書で、金融による農村振興の目標を段階ごとに定め、農村振興の重点分野と薄弱分野に対する金融資源の配分を拡大し、農村への金融供給を増やす方針を示した。

 

　金融による農村振興の効率と水準を上げるため、人民銀行、銀保監会、証券監督管理委員会（証監会）、財政部、農業農村部は先ごろ共同で、「金融による農村振興に関する指導意見」を発表した。同意見によると、2020年までに、金融による貧困支援の拡大、金融による農村支援資源の増加、農村金融サービスの改善、農村関連金融機関のガバナンスと農村支援能力の向上を目指す。2035年までに、多レベル・広範囲にわたり、持続可能で適度な競争と段階的なイノベーションがあるリスク管理可能な先進的農村金融システムを構築し、最終的に都市・農村の金融資源配分の合理化と金融サービスの均等化を実現する。

 

　同意見は、農村振興に適した金融サービスシステムを構築し、農村関連金融機関の本業回帰を誘導する必要性を指摘した。同時に、重点支援分野を明確にし、農業と農村の担保、金融機関内部の与信管理メカニズム、新技術の応用・普及、「三農」グリーン金融など、金融製品とサービス方式の刷新を強化する。また、農村振興融資源の開拓、金融インフラの建設強化を進め、農村地区の金融資源許容力と農村住民の金融サービスに対する満足感を向上させる。

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