中国民用航空局が12日に発表した情報によると、2018年の民間航空サービスの質向上・メカニズム改善に関する特別行動には大きな効果があり、運航正常管理水準が全面的に向上した。
特別行動開始後、民間航空各部門は航空会社運航管理体制の改善を続けた。通年の定時運航率は前年比8.46ポイント増の80.13%にのぼり、2010年ぶりの高水準となった。
またサービスの革新が続き、旅客の体験が改善された。昨年の全国の「航信通」に基づくペーパーレス化スムーズ通関事業利用客数は延べ2億2500万人を上回り、旅客が列に並び待つ時間を約1875万時間短縮した。
中国民用航空局運輸司の関係者によると、特別行動の各種取り組みで成果が得られたが、民間航空のサービス質向上の取り組みには依然として問題点が残されている。正常な運航を維持するための圧力が依然として大きく、搭乗券販売サービスの改善が必要で、機内のワイヤレスネットワーク建設が遅れ、クレーム受理・処理能力の強化が待たれるなどだ。民間航空各部門が弱点を補強し、新技術の応用を拡大し、サービス全体の水準を絶えず改善しなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月13日