中国人民銀行(中央銀行)は15日、2019年1月の中国の金融統計を発表した。金融から実体経済へ供給される資金総額を示す「社会融資規模」は4兆6400億元と、前月を3兆500億元以上、前年同月を1兆5600億元以上それぞれ上回った。人民元建て新規貸出額は3兆2300億元と、単月の貸出額としては過去最高となった。
統計によると、1月の実体経済向けの人民元貸出額は3兆5700億元増加し、前年同月を8818億元上回った。
1月の社会融資規模は回復が鮮明となった。小幅な減速が続いていた金融機関から実体経済への貸出は、昨年下半期以降、安定した伸びが続くようになり、今年1月も増加基調が続いた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月18日