日本銀行の黒田総裁「緩和拡大も選択肢の1つ」

日本銀行の黒田総裁「緩和拡大も選択肢の1つ」。

タグ:日本金融

発信時間:2019-02-21 18:38:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本銀行(中央銀行)の黒田東彦総裁は19日、「円高の影響が経済運営や物価情勢に影響を及ぼし、必要であれば、緩和の規模を引き続き拡大することも選択肢の1つになる」と述べた。「経済参考報」が伝えた。

このところ円の対米ドルレートが上昇しており、市場には円高の進行を懸念する声が広がっている。黒田総裁はこれについて、「日銀はこうした変化に注目している。相場の変動は経済運営と物価の動きにマイナス影響を与える可能性がある」と述べた。

また黒田総裁は、「日銀には引き続き政策ツールがたくさんあり、長期金利や短期金利の目標の引き下げ、資産購入の引き続いての拡大などの方法も検討することになる」と述べた。

黒田総裁によると、「現在の超緩和政策は確かに金融機関の収益状況の悪化といったマイナス影響をもたらした。未来の緩和拡大においては政策のメリットとデメリットを総合的に検討することになる。目下の局面についてはすでに適切に対処している」という。

黒田総裁の説明によれば、日銀はさらなる緩和政策のメリットとデメリットを詳細に検討するといい、これは経済活性化政策のハードルが高くなることを暗に意味している。

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