第13期全人代第2回会議プレスセンターは6日(水曜日)午前10時に、梅地亜中心(メディアセンター)報道発表ホールで記者会見を開いた。国家発展改革委員会(発改委)の何立峰主任、寧吉喆副主任、連維良副主任は「経済高品質発展の力強い促進」に関する国内外の記者からの質問に回答した。
発改委寧吉喆副主任は記者からの質問に対して「中国の持続的な消費拡大のファンダメンタルズに変化はない」と述べ、次のように続けた。
消費は国民経済と社会の発展において基礎的な力を発揮している。昨年の消費拡大の経済成長への寄与度は76.2%に達し、6年連続で経済成長の最大のけん引力になった。
昨年の社会消費財小売総額の伸び率は前年と比べやや低下したが、依然として9%増加した。これは低い数値ではない。また現在の社会消費財小売総額の中には、多くのサービス性消費の小売額が含まれていない。特に中国の消費が大規模であることに注意が必要だ。13兆6000億ドル規模の国民経済のうち、消費が8兆ドル以上を占めている。消費構造がアップグレードしているが、それを反映する食品支出の消費全体に占める比率は一昨年の時点で30%以下に下がっており、昨年は28.4%と高所得国の水準に達した。同時にサービス性消費が占める比率は50%に近づいているが、これらは消費構造のアップグレードを反映している。そのため中国の持続的な消費拡大のファンダメンタルズに変化はない。消費モデルチェンジ・アップグレードが産業と投資、さらには経済全体のモデルチェンジ・アップグレードをけん引することが大きな流れとなっており、長期的に期待できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月6日