また、中国の改革開放政策実施40年間の成果を高く評価。この期間に中国国内総生産の年間成長率は約9.5%に達し、貧困人口は7億4千万人減少した。「中国は、体制の現代化を実現しており、あらゆる分野が最高の水準に達する国家になった」とみている。
「私は、最も大きな発展がイノベーションや科学、ハイテク分野でみられると思う」。今年は中華人民共和国成立70周年で、第18回三中全会開催6周年にも当たり、このことは中国の歴史において重要な意義を持つ2つの戦略上のマイルストーンになると補足。特に、第18回三中全会で打ち出された改革の措置と目標は、改革深化を進めるための重要な指針になるとの見方を示した。
「中国共産党は、改革開放を始めるだけでなく、効率的に管理する能力を有する上、全面的な改革深化の指導思想と重大原則を打ち出し、改革のロードマップを描き、改革の戦略上の重点や優先順位、作業メカニズム、スケジュールを明確にした。2020年には、重要分野とカギとなる部分の改革が決定的な成果を上げるだろう。最終的には、システムが完備され、より成熟・定型化された制度体系が構築されるはず」と話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月14日