製造業は、立国の根本、強国の基礎として国家の総合力と国際競争力を決める。中国工業情報化部(工信部)部長の苗圩氏は『求是』の最新刊で、製造業の構造合理化と高度化に取り組んでいることを明らかにした。「ゾンビ企業」の処理を加速すると同時に、新たな重大技術改造・高度化プロジェクトを実施し、新エネルギー自動車など新興産業の育成と発展に注力していると説明。世界レベルの先進製造業クラスターを構築し、世界で最も整った産業体系を保持しながら産業チェーンの持続的な水準向上を目指すとしている。
苗圩氏は、「製造業のハイクオリティな発展を進めるには、中央政府が対外開放拡大の重大方策を実行しなければならない。参入前内国民待遇にネガティブリストを加えた管理制度を全面的に適用し、自動車などの産業の開放政策を実行すれば、より多くの外国企業が中国で発展することを受け入れ、国内外の企業を一視同仁とするハイレベルな開放を通じて、製造業のハイクオリティな発展を進める」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月19日