中国、貧困人口を6年連続で1千万以上削減

中国、貧困人口を6年連続で1千万以上削減。

タグ:中国貧困脱却

発信時間:2019-03-20 16:53:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国務院貧困支援弁公室はこのほど、中国の貧困脱却プロジェクト「貧困脱却の難関攻略三年行動」が順調なすべりだしを見せ、2018年には1386万人が貧困から脱却し、貧困発生率は前年比1.4ポイント低下したことを明らかにした。中国は、2013年から2018年までの6年間連続で、「年間1千万人」の貧困削減任務を目標以上で達成させた。この6年間で、中国では累計8239万人が貧困から脱却し、10.2%だった貧困発生率は1.7%まで低下した。人民日報が報じた。

中国は深刻な貧困という砦を攻略し、堅実な歩みを進めてきた。2018年、中央財政から新たに追加された貧困支援プロジェクト資金120億元(1元は約16.6円)の「三区三州(三区:チベット自治区、青海・四川・雲南・甘粛4省のチベット族居住区、新疆ウイグル自治区のカシュガル地区・ホータン地区・クズルスキルギス自治州・アクス地区。三州:四川省の涼山州、雲南省の怒江州、甘粛省の臨夏州)」に対する投入比率は、全国の新規増加資金総額の60%を占めた。「三区三州」など深刻な貧困問題を抱える地域を対象として、中央当局26部門が政策文書27件を発表した。東部・西部貧困支援協力、一対一支援および中央部門によるターゲットを絞った貧困支援が、深刻な貧困エリアを対象にさらに推し進められた。「三区三州」では、通年で130万人が貧困から脱却し、その貧困発生率を6.4ポイント低下させ、貧困が際立っている西部地区の平均低下率は3.3ポイントより上回り、全国の深刻な貧困県334県の年間貧困脱却人口は480万人に上ると予想されている。

2018年、東部・西部貧困支援協力とターゲットを絞った貧困支援の発展は、ブレイクスルーを実現した。同年、東部9省・市は、財政支援資金として年間177億元を投じ、社会からの支援資金48億元を活用し、144万人の貧困人口を支援して雇用機会を提供した。

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